より豊かな作業療法の推進と公益活動に取り組んでいます

MENU

代表理事挨拶

代表理事就任のご挨拶


皆様

平素より、福岡県作業療法協会の活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。令和8年6月の総会にて、2期目の福岡県作業療法協会の会長に就任いたしました、濱本孝弘でございます。

まずは、当協会の発展にご尽力いただいております理事・監事および代議員の皆様に深く感謝申し上げます。また、会員・賛助会員の皆様の日々のご活躍とご協力に心から敬意を表します。私たち作業療法協会は、会員の皆様の日ごろの実践が更により良いものとなるために、また福岡県の作業療法が更に活性化するために日々努力してまいりますので、今後ともご協力のほどよろしくお願いいたします。

作業療法は、人々の健康と幸福を促進するために、医療、保健、福祉、教育、職業などの領域で行われる、作業に焦点を当てた治療、指導、援助であり、その対象は、「身体、精神、発達、高齢期の障害や、環境への不適応により、日々の作業に困難が生じている、またはそれが予測される人や集団」です。

お体がご不自由な方、心の病に臥せっておられる方、生まれた頃から支援を必要とされている方、認知機能に特性があり環境に適応することが難しい方、年齢を重ねる中での変化で心身の衰えのある方、それらを感じておられる方など様々な方が対象となります。私たち作業療法協士はこういった方々が持っている能力(潜在能力を含め)と置かれている環境をアセスメントし、ご本人が思い描く暮らしを実現することに尽力しております。

世の中には、ご本人の思いが言葉にできない方もたくさんおられます。言葉にできない、言葉にならない、そんな思いも活動(身の回りの日常生活活動から買い物や交通機関の利用など日常生活関連動作、仕事や趣味など)を通して、その方の思いに触れることで推測することができます。その方のなりたい姿の一部でも可能になることでその方の思いはより鮮明に私たちに伝わってきます。利用者の思い描くその姿に近づけるよう工夫することでご本人の思いは更に鮮明になり取り組む姿勢が変化していきます。このように活動を介して、言葉にならない方の真意を共感することができます。これらは、作業療法の一部ですが、作業療法の大きな強みと思っています。だからこそ私たち作業療法士は必要とされていると日々感じているところです。

私は、会長として、この素晴らしい作業療法の世界の普及・発展をさらに推進し、会員の皆様とともに専門性の向上と作業療法の可能性を追求することに、今以上に全力を尽くして参ります。

そして、県民の皆様が地域社会で自分らしく安心して暮らしていけることに少しでも力添えできればと考えています。そのためには、行政や他の職能団体をはじめ、地域住民の方々との協力・連携を深めることが何よりも大切だと感じております。より多くの人々に作業療法を知っていただきながらお互いを知っていく、そのような啓発活動にも力を入れて参ります。私たち作業療法士が提供する支援が、県民の皆様一人ひとりに届き、安心と豊かさとその人らしさをもたらすことができるよう、全力を尽くす所存です。

最後になりますが、会員の皆様、作業療法士ができることは思いのほかたくさんあると感じています。会員の皆様のより充実した作業療法の展開とともに県民の皆様の健康とお一人おひとりの幸せを願い、更に精進していきたく思います。

共に力を合わせ、より良い未来を築いていきたく存じます。

これからも何卒よろしくお願い申し上げます。

令和8年8月26日 
福岡県作業療法協会 代表理事 濵本 孝弘

▲