作業療法士になるには

作業療法士養成機関

養成校は専門学校、短大、大学があり、修業年限は3年または4年です。

入学資格は高等学校卒業者(卒業見込み者を含む)、または大学検定など高等学校卒業者と同等以上の学力があると認められた者です。
養成校では、作業療法士として必要な医学的知識や専門知識・技術を講義と実習で学びます。
臨床実習では、臨床実習指導者のもと、病院や施設で実際に対象者に作業療法を実施する経験をします。

国家試験について

養成校の卒業、又は卒業見込みという条件に、国家試験の受験資格が得られます。
国家試験に合格することによって、厚生労働大臣より作業療法士の免許が与えられます。
作業療法士国家試験は卒業する年の3月初旬に実施します。

受験する場所は、北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、香川県、福岡県及び沖縄県で、自分の入学した養成校の場所により受験地が決まります。国家試験に合格すると厚生労働省より作業療法士の免許が与えられます。試験は筆記試験のみで、実技試験はありません(点字試験受験者を除く)。
筆記試験は以下のように構成されています。
過去の全国の作業療法士国家試験の合格率は以下のようになっています。

作業療法士国家試験合格率

作業療法士受験者合格者合格率
第32回(1997年)1,1521,05991.90%
第33回(1998年)1,2621,22697.10%
第34回(1999年)1,7531,58990.60%
第35回(2000年)2,3122,25497.50%
第36回(2001年)2,4772,34794.80%
第37回(2002年)2,8542,58790.60%
第38回(2003年)3,2052,93791.60%
第39回(2004年)3,4693,31395.50%
第40回(2005年)3,8933,44288.40%
第41回(2006年)4,5714,18591.60%
第42回(2007年)5,1314,40085.80%
第43回(2008年)5,7834,25773.60%
第44回(2009年)6,6755,40581.60%
第45回(2010年)6,4695,31782.20%
第46回(2011年)5,7944,11671.00%
第47回(2012年)5,8214,63779.70%
第48回(2013年)5,2794,07977.30%
第49回(2014年)5,4744,74086.59%
第50回(2015年)5,3244,12577.50%
第51回(2016年)6,1025,34487.6%
第52回(2017年)5,9835,00783.7%
第53回(2018年)6,1644,70077.6%
第54回(2019年)6,3584,531 71.3%
第55回(2020年)6,3525,548 87.3%
第56回(2021年)5,5494,51081.3%
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